「まんぜいらく、まんぜいらく」と唱えられていた事実は、江戸の安政の大地震の錦絵にまで描かれており、その影響力は計り知れません。この呪文は、関東以北の東北地方では、今でも伝承されています。また、この山では、腰痛、膝痛、てんかん、末期がんなどなど、数々の病気が治ることでも知られており、パワースポットと呼ばれる由縁です。萬歳楽山の癒しのパワーは、分杭峠同様の特殊な磁場が影響しているのではないか?と思われます。
この山には、強力なパワーを発揮する石の御座というスポットがあり、場所によっては、携帯電話も壊れるほど強力であるということです。これを世に開陳したのは、佐藤力氏という現役の国見町長です。全くの唯物論者であった佐藤町長は、最初、多くの病気の人達がなぜ萬歳楽山に登ると様々な癒しが受けられ、良いご利益があるのか?について、最初は、まったく信じられなかった、と、その著書「萬歳楽山―呪文の山はイヤシロチ」の中で率直に話をしています。しかし、数々の奇跡的な実話や、事実としか言えない体験談の数々を深く知れば知るほど、佐藤氏の心は180度転換し、この山には奇跡的なパワーがあり、信じられない奇跡の記録を自身が書くことになった、と話しています。全国のパワースポットを巡る人には、必読の書ですね。
萬歳楽山―呪文の山はイヤシロチ

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