20110101

イヤシロチ―万物が蘇生する場所がある

 “イヤシロチ”という聞き慣れない言葉を、日本で初めて紹介したのは、経営コンサルタントの船井幸雄氏であり、この言葉をメジャーにした彼の著作はベストセラーになりました。イヤシロチとは、ほとんどの人や動物、植物がそこに居ると気分が良くなる土地、癒される土地のことであり、万物が蘇生する場所、すなわちパワースポットのことです。

 船井氏は、どんな場所がそうなるのか?をとことんまで調査し、追求しています。イヤシロチにあるだけで、ここでガソリンを入れると不思議と燃費の良くなることで大繁盛し続ける京都のガソリンスタンドの例や、客足の絶えない蕎麦屋の例など豊富な実例を上げて紹介しています。では、どのような場所がイヤシロチなのか?イヤシロチの条件とは?その秘密は、古くは、稀代の物理学者・楢崎皐月氏の優性生育地帯の研究にありました。

 その研究とは、炭素質のもの、竹炭などを土地に埋めると、荒れた環境は改善され、なぜか植物や農作物の収量が上がるというものでした。船井氏は、炭素質によりさまざまな土壌の電気状態が改善され、土地の波動が上がったのが原因であると説きます。そして、その生物を育み、癒し、治す力(還元力)は、普通の酸化還元電位計(ORPメーター)で簡単に計ることができるのです。日本でイヤシロチの秘密を最初に紹介して追求した歴史に残る船井氏の名著です。ぜひご一読を!!

イヤシロチ―万物が蘇生する場所がある


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