20110228

イヤシロチ探訪―分杭峠とは②

 分杭峠の話の続きです。では、なぜこのような奇跡の起こる場所なのでしょうか。気の観点から考察を試みると次のようになります。

①活断層により、特殊な磁場が形成されている
 日本列島には、日本最大の活断層である中央構造線と言われる場所があります。「良い気は、大きな活断層の上に集まりやすい。」と言う経験的事実から、特殊な地磁気を生む磁場が形成されていることがわかります。このような良い気が噴出している場所-隠された気場は、中央構造線上の活断層の多い所には、まだあることを示唆しています。

②山は、最高の陽気を受ける場所である
 昔から、修験道を行ずる修験者やヒマラヤのヨガ行者などは、山で修行すると言うことを行って来ましたが、中国の陰陽論では、古くから「山は、最高の陽の気が溢れるところである。」と言われています。それゆえ、山登りの愛好家は、最高の陽気を浴びるため、心身が、通常の人よりも強くなって行きます。いにしえの修行者たちは、一人こもっていても、陽気を浴びられる場所、すなわち、最高の良い気場を知っていたと言えます。普通の人でも陽気が足りなくなれば、山にちょっとハイキングに行って来れば良いわけです。治療を業としている気功師も、自分の陽気が足りなくなれば、山に行き、そこで陽気を補給してきます。

 ちなみに、その逆が、海です。海は、良い陰気が最高の場所です。物事に集中できなくなった時、悩みで一杯の時、海を見に行くだけで、心が晴れるのは、海の良い陰気のおかげでしょう。心身をクールダウンしてくれるわけです。

③紫色の気が噴出している
 また、元極気功の開祖・張志祥師が分杭峠に気場を発見した時、「紫色の気が左巻きに渦を巻いているのが見える。」と言ったことから、相当、素晴らしくレベルの高い気が出ていることがわかります。普通の気功練功者であれば、通常、誰の目にも見える気は、白色であることが知られています。ところが、気の修行をさらに長年積んだ熟練した気功上級者になると、白色以外に五色以上の気の色(気はオーラを型作っているため、人間のオーラの色でもある)を見ることができる、と気功の奥伝で言われています。

 普通 ←     気の色     → 高度
   白、黄、緑、青、赤、紫、黄金、無色

 気の色から判断して、紫と言う気は、相当レベルの高い気であることがわかります。仏教では、「慈悲」を表し、最高の色とされています。

 以上、①、②、③のようなことから、分杭峠は、イヤシロチであり、最強のパワースポットとなっているのではないか、と考えることができます。

 そして、このような気を浴び続ければ、人体内の生化学反応・免疫力・自然治癒力がプラスの方向に働くと言うことも決しておかしくありません。分杭峠のパワースポットは複数あると言われていますが、そこら辺一体が強力な気場であることに変わりありません。分杭峠に行ったら、あまり細かい場所にこだわらず、“あなたの居心地の良いところ”(←これは、イヤシロチの見つけ方でもある)で過ごせば良いわけですね。

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